ページランクはサイト品質の指標となる
インターネット上にあるサイトの品質を考える場合、複数の要素が考えられます。
- ドメイン名(タイプインなど)
- アクセス数(芸能人の公式サイト、ポータル系等)
- 公的機関(政府系サイトやウィキベディアなど)
- 被リンク数(他サイトからよく参照されているサイト)
このなかで、被リンク数についてはグーグルが重要視する指標のひとつとなっており、量と質によってサイトのランク付けがなされています。
この重要度をはかる指標として「ページランク」が存在するわけですが、よく参照されるサイトはページランクが高くなる傾向があります。
この段階には「PRなし」から「PR10」までの12段階が存在し、このランク付けは定期的に更新されています。PR10のサイトは、以前はW3Cやwhitehouseなどが該当していましたが、現在ではPR9に下がっています。一方、ツイッターなどはPR10に該当しています。
また、何もついていない状態は「ページランク0」といわれることもありますが、正確には「グレー」の状態が「なし」の状態であり、「0」はページランクが付いている状態です。「0」であれば、とりあえずはインデックスされていると考えてよいでしょう。
ただ、高ページランクだからといって、検索結果の順位(serp)に決定的な影響があるわけではなく、あくまでひとつの要素にすぎません。とはいえ、概ね、他の条件が同程度なら高ページランクのサイトの方が上位表示されやすい傾向にあり、SEO対策上、有利であるとされています。
その際、数とともにリンクの質が重要視される傾向があり、公共機関やオーソリティーサイト、もしくは高ページランクサイトから参照されていると重要度が高いと見なされる傾向にあります。
いずれにしても、「ページランク」は検索順位を決定する数多くある要素のひとつにすぎませんので、それほど気にしないようにすることをおすすめします。